用語解説

遺言執行者

投稿日:2017年9月3日 更新日:

遺言執行者とは

遺言執行者とは「遺言を実行することです。つまり遺言執行者は、遺言者より遺言で「遺言を実行する人」として指定された人のことをいいます。法律では、遺言執行者は「相続人の代理人」とみなされます。遺言執行者は、必ず指定しなくてはいけないというものではありませんが、指定されていたほうが、手続きはスムーズに進むでしょう。

遺言執行者は誰がなるのか

遺言執行者は、未成年者及び破産者をのぞき、だれでもなることができます。このため、遺言によりや相続人や遺言により財産を取得する人を指名することができます。遺言内容が複雑な場合、紛争が予見される場合、子の認知や相続人の廃除など特別な事項がある場合など懸念事項がある場合は、弁護士や司法書士などの第三者が指定しておくこともできます。遺言執行者は複数名でもかまいません。

遺言執行者に指名された人が病気等により就任できない場合や、遺言執行者がそもそも遺言で指定されていない場合は、裁判所に遺言執行者選任の申立てをすることができます。遺言執行者は、就任を断ったり、やむを得ない事由がある場合は途中でやめることも可能です。また、不適切な遺言執行者に対しては、利害関係者より家庭裁判所へ解任請求をすることができます。

遺言執行者の報酬について

財産を取得する相続人や受遺者が遺言執行者となる場合は、報酬については無報酬とするのが一般的でしょう。

司法書士や弁護士等の専門家が就任する場合は、相続財産の額や執行の難易度に応じて、遺言執行の対象となる相続財産の0.5%~2%程度が報酬の相場となります。報酬は遺言執行が完了した後に、支払うものとされます。

第三者を遺言執行者とする場合は、遺言者と遺言執行者と定めた報酬を遺言書に記載しておきます。なお、遺言書に報酬の定めがない場合は、家庭裁判所に報酬付与の審判申立をすることができます。

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シルク司法書士事務所 代表司法書士 <東京司法書士会第5785号 簡裁訴訟代理等関係業務認定会員認定第1101063号> 明治大学卒業後、一般企業を経て2010年司法書士合格。不動産登記専門の事務所・相続専門の事務所で経験を積み、2017年渋谷区笹塚にてシルク司法書士事務所を開業。詳しい自己紹介はこちら

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